米ファストフード大手マクドナルド は、ドン・トンプソン最高経営責任者(CEO、51)が2月末に退任し、チーフブランドオフィサーのスティーブ・イースターブルック氏が新CEOに就任すると発表した。
発表を受け、同社の株価は時間外取引で3%上昇した。
サンフォード・バーンスタインのアナリスト、サラ・セナトーレ氏は「既に話題になっていたことから退任自体に大して驚きはない」と指摘した。
マクドナルドは先週、2015年上期がさえない業績になるとの見通しなどを示していた。
トンプソン氏は1990年に入社。マクドナルドUSA社長などを経て、2012年7月にCEOに就任した。
イースターブルック氏は1993年に入社して以来、マクドナルド・ヨーロッパ社長などを務めた。