米ジョンズ・ホプキンス大学の北朝鮮研究グループ、38ノースは28日、新たな衛星画像に基づき、北朝鮮が寧辺(ニョンビョン)の原子炉を再稼働しようとしている可能性があるとの見解を示した。
ただ、断定するには時期尚早と指摘した。
38ノースは12月24日から1月11日までの衛星画像を基に「北朝鮮は、ほぼ5カ月間停止していた原子炉の稼働の再開に向けた初期段階にある可能性がある」と指摘。
その上で「施設の監視はここ数週間にすぎず、こうした動きや、核開発が進展しているのか、あるいは問題に直面しているのかについて、断定的な結論に達するのは時期尚早だ」としている。
衛星画像からは、原子炉の屋根の雪が解けている状況などが確認できるという。