先週パリで発生した一連の銃撃事件に関与した容疑者の一人が、トルコのイスタンブール経由でシリアに入国したと、トルコの外相が12日に明らかにした。アヤット・ブーメディエンヌ(Hayat Boumeddiene)容疑者(26歳)は国際手配中である。ブーメディエンヌ容疑者がシリアに入国したとすると、シリアは当局の監視が行き届かず、隣国のイラク、ヨルダン、レバノン、トルコへの入国経路もあるため、同容疑者が捜査を逃れる選択肢を得たことになる。捜査当局にとってブーメディエンヌ容疑者逮捕は難しくなったと見られている。
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