終盤のニューヨーク外為市場では、ドルがユーロに対して約1か月ぶり安値に下落した。欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中央銀行総裁が、ECBと米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の方向性の違いについて懐疑的な見方を示したことで、ユーロ/ドルが上昇。ドル売りは円など他の主要通貨に対しても波及し、市場参加者はドルの買い持ちポジションの調整売りを行った。
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