焦点：ＥＣＢのギリシャ支援増額、改革法案可決と国債償還が必須
事情に詳しい複数の関係筋によると、欧州中央銀行（ＥＣＢ）は今週、ギリシャの銀行向けの緊急流動性支援（ＥＬＡ）を増額する可能性がある。ただし、それにはまず、欧州連合（ＥＵ）から金融支援を受けるのに必要な財政改革法案をギリシャ議会が可決し、ＥＣＢが保有するギリシャ国債が確実に償還されるような環境が整うことが条件になる。
View Articleイランの原油輸出、市場で過剰供給にはならないと専門家
イランと欧米など6か国は、イラン核問題をめぐる協議で解決に向けた最終合意に達した。欧米諸国の制裁が解かれて、イランが原油市場に復帰する見通しとなるが、現在の原油市場の過剰供給は、どうなるのか。専門家は急激に石油過剰には陥らないと指摘するが。
View Articleギリシャ問題：債務元本削減にIMFがYes、ドイツは？
ギリシャ政府は12日、債権団の救済案を受け入れたが、債権国の一員であるドイツが逆に圧力を受けているという。どういうことだろうか。
View Article仏財務相、ギリシャの債務軽減の必要性を確認
フランスのサパン財務相は１７日、ギリシャ債務問題について、同国経済を立て直すため債務軽減の必要があるとの仏政府の立場を繰り返した。
View Articleキャリア女性のためのジャージードレス「ケイ ミー」が海外進出 英ロンドンに期間限定店
着物柄をモチーフにしたドレスを発表。 ジャージー素材のドレスが人気のレディスブランド「ケイ ミー（kay me）」（運営：maojian works／東京、毛見純子社長）は17日、2015秋冬コレクションをイベントを都内で行った。6月の英国法人設立を記念したもので、ロンドンで期間限定ショップを開くのを皮切りに、海外進出に乗り出す。
View Article【イラン核合意】自動車産業へも波及、米国は不利
イランとの核協議合意により、イランへの経済制裁が緩和される。欧州の自動車メーカーは、中東最大の自動車市場であるイランへ殺到するであろう。
View Articleドル上昇、週間で5月以来の高い伸び＝ＮＹ市場
１７日のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して上昇し、週間の上げ幅が５月以来の大きさとなった。米消費者物価や住宅関連指標が堅調で、連邦準備理事会（ＦＲＢ）の年内利上げ観測を後押しした。
View Article米グーグルの自動運転車が負傷事故、追突され社員3人けが
米グーグルは、自社の自動運転車が今月初めに追突され、社員３人がけがを負ったことを明らかにした。自動運転車の負傷事故は初めてという。
View Articleドイツ議会、ギリシャ支援交渉開始を承認 調整本格化へ
ドイツ連邦議会は１７日、ギリシャに対する第３次支援策の交渉開始の可否をめぐり採決を行い、賛成多数で承認した。最大の債権国であるドイツ議会が承認したことで、混迷を極めたギリシャ支援交渉が今後本格化する。
View Article国連安保理、核協議合意を承認 イラン強硬派「受け入れず」
国連安全保障理事会は２０日、イランの核問題の解決に向けて同国と欧米など６カ国が合意した「包括的共同行動計画」を承認する決議を全会一致で採択した。今後長期にわたるイラン核開発能力の制限と査察・監視の受け入れ、国連による経済制裁の段階的解除などを柱とする行動計画を承認した。
View Articleクリントン氏のキャピタルゲイン税制改革、長期投資促進へ
関係筋によると、２０１６年米大統領選挙で民主党候補の指名争いに出馬しているヒラリー・クリントン氏は、キャピタルゲイン（株式譲渡益）課税の見直しを提案する計画で、企業の長期的な成長を促すために、一部の短期投資により高い税率を適用する可能性がある。
View Articleギリシャ、付加価値税引き上げ レストランなど23％に
ギリシャでは２０日から、レストランなどに課している付加価値税（ＶＡＴ）の税率が従来の１３％から２３％に引き上げられた。増税は支援と引き換えに債権団が要求、ギリシャ議会が可決したもので、レストランのほか、加工食品、タクシー、私立学校の授業料などが対象になる。
View Article仏エルメス、上期営業利益率は低下へ ユーロ安響く
フランスの高級ブランド、エルメス(HRMS.PA)は２１日、ユーロ安の影響により、上期の営業利益率が前年同期から「わずかに低下する」との見通しを示した。２０１４年上期と通期の営業利益はそれぞれ３２．６％と３１．５％だった。
View Articleギリシャ経常収支、5月は4.07億ユーロの黒字＝中銀
ギリシャ中央銀行が２１日発表した５月の経常収支は、４億０７２０万ユーロの黒字だった。前年同月の２億９９００万ユーロの赤字から黒字に転換した。
View Article中国への海外直接投資、6月は前年比0.7％増
中国商務省は２１日、１─６月の中国への海外直接投資（ＦＤＩ）が前年同月比０．７％増の１４６億ドルだった。増加率は昨年８月以降で最低。中国経済の減速で投資家の心理が悪化していることが浮き彫りとなった。
View Articleギリシャ政府、支援協議開始に向けた法案を議会に提出
ギリシャ政府は２１日、同国向け支援をめぐる国際債権団との協議を開始する条件となる改革法案を議会に提出した。チプラス首相は２２日夜までに法案を可決する必要がある。
View Article〔アングル〕海外投資家がイランに注目、制裁解除後の資金流入見込む
イランの核問題の解決に向けて同国と欧米など６カ国が先週合意したことを受けて、海外の投資家は４０００億ドル規模のイラン経済への投資に動き出している。一部の投資家が制裁解除前のイラン株保有を目指す一方、多くの投資家は、制裁解除後の投資や、すでに同国に進出している多国籍企業に注目している。
View Article〔アングル〕中国経済「夜明け」は本物か、安定の持続性に疑問符
第２・四半期の中国の国内総生産（ＧＤＰ）伸び率は前年比７．０％と、横ばいを確保。減速が予想されていたなか、政府目標の７％成長を達成したことに市場はほっと一息ついた。中国経済は一見「夜明け」を迎えたようだが、安定の持続性に疑問を呈する向きも少なくはない。
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