$ 0 0 フランス人銀行家のアルベール・カーン(1860~1940年)はユダヤ人で慈善家、また平和主義者でユートピアンでもあった。今からちょうど100年前、第1次世界大戦が始まる少し前に、カーンは写真家を雇って世界のあらゆる場所へと派遣し、そこに住む人々や風景、モニュメントなどを記録させた。