イラク系スイス人映画監督サミールさんの映画「Iraqi Odyssey(さすらいのイラク人)」(2014年)は、イラクに暮らす家族の50年代から現代までの物語を描いた作品だ。原理主義や過激派組織「イスラム国」(IS)に対抗するには、家族が笑顔で暮らせていた昔のイラクの記憶を呼び起こすことが一番の武器になると監督は考える。
↧