ジャスミン革命から4年が経過したチュニジアでは新憲法が制定され、議会及び大統領が自由選挙で選出された。そして新しい連立政権も誕生した。ところが、こうした民主化が進む中、バルドー博物館襲撃事件が起きた。「アラブ世界初の現代的な民主主義」は土台から揺さぶられ、その行方が再び問われる。しかし、民主化の動きが目指す次のステップは、国の地方分権化だ。それは、活動的な市民と参加型の民主主義によって、初めて達成されるものなのだ。(ブルーノ・カウフマン氏のレポート、チュニジアにて)
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