今年のアカデミー賞授賞式でのジョン・トラヴォルタの挙動がネットで叩かれるという事態が起きた。レッド・カーペットでスカーレット・ヨハンソンに抱きついてキスしたり、一緒にプレゼンターをつとめたイディナ・メンゼルの顔をさわりまくったり、過剰なスキンシップが「気色悪い(creepy)」というのだが、身の毛もよだつような不気味さも表すこの「creepy」という形容詞がもっとふさわしいキャラクターがほかにいた。主演男優賞候補のスティーヴ・カレルが演じた『フォックスキャッチャー』の主役、ジョン・デュポンだ。
↧