スイスでは、子どもをフルタイムで保育施設に預けると、保育料は平均して親の所得の3分の2に相当する。児童手当や税金控除などにより家庭の最終的な負担額は減るが、保育分野で国の補助が少なく、乳幼児を持つ夫婦の共働きが少ない原因にもなっている。
2014年の英HSBC銀行の調査で、スイスはホワイトカラーの海外駐在員にとって駐在したい国のトップになった。だが同時に、スイスで働く際の問題点もいくつか指摘された。その一つが、高額な保育料だ。
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