米アイオワ州北部で農業を営むティム・ブラック氏は、44回目の種まきシーズンを迎える300エーカー(約1.2平方キロメートル)に及ぶ遺伝子組み換えトウモロコシの畑の付近で、見知らぬ車両がうろうろしていないか監視を怠らない。中国人7人が、アイオワの農家からトウモロコシの種子を盗み、中国に送り込もうとした疑いで米司法当局に2013年に起訴されて以来、ブラック氏はこの広大な農作地域の警戒を強めてきた。
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